新生児黄疸

新生児黄疸の一般的な治療法は「光線療法」という方法です。
特殊な光線を赤ちゃんの皮膚に照射することにより、光エネルギーが皮膚や皮下のビリルビンの構造を変化させ、胆汁や尿で排泄を促します。

「光線療法」の際には赤ちゃんはオムツ1枚の裸状態になり、目隠しをしてブルーのライトを浴びます。
見た目には、まるで日焼けサロンのような状態です。

また、重度の高ビリルビン血症の場合には「交換輸血」という方法が使われることもあります。
これは、まさに血液の入れ替えです。全身の血液を交換する処置が行われます。

黄疸は軽度なものもあれば、治療が必要な場合もあります。
もし主治医に黄疸に気をつけるよう指示があった場合は、退院後の過ごし方などのアドバイスを聞いておくとよいでしょう。
また退院してから皮膚が特に黄色く強くなったような場合は、出産した再受診をして相談してみてください。

新生児黄疸が長引いているといった場合は、主治医の先生の指示に従って対応してください。

病産院では、入院中からミノルタ黄疸計などで毎日黄疸の数値を測定しています。
肌の黄色が強くなった場合は足の裏などから血液を採取して血中のビリルビンの値を測定します。

黄疸が高くなると「高ビリルビン血症」といい、眼球の黄染などの症状が見られることがあります。
「高ビリルビン血症」の目安は血中ビリルビンが20mg/dl 以上です。

心配な黄疸は「血液型不適合」などの溶血性黄疸や「胆道閉鎖」などの閉塞性黄疸があり、黄疸の数値が高い場合は原因を特定する検査が行われます。

 

生まれたばかりの赤ちゃんは肌が黄色みがかっています。
これを新生児黄疸といいます。

新生児黄疸は、なぜ発生するのでしょうか?

生まれてすぐの赤ちゃんは元々「多血」という状態でにあります。
血液中の赤血球の寿命も短いため、赤血球がすぐに壊れてしまいます。
壊れた赤血球はビリルビンという物質を大量に産生させます。
しかし、生後すぐの赤ちゃんはこのビリルビンという物質を処理する能力が低いので、それが黄疸となって出現します。
これが新生児黄疸が起こる原因です。

新生児黄疸は生後2?3日から現れ、通常は2週間?2週間で落ち着き、肌はほぼ肌色に落ち着きます。
しかし、中には3週間?1カ月まで長引く場合があります。

そのケースで考えられるのが「母乳性の黄疸」です。

母乳性の黄疸は生後母乳だけで過ごした赤ちゃんに見られる現象です。
母乳はお母さんの血液から作られています。そのためビリルビンを処理する能力に影響があると考えられます。

母乳性の黄疸が長引いている場合、母乳からミルクに変えれば治まると考えられますが、自分の判断だけで行うのではなく主治医と相談しながら対応していくようにしましょう。

また、新生児黄疸は日光に当たることによる「光線療法」で黄疸が早く引いていくと言われています。
温かい窓際の場所やベランダなどで、足元を中心に日光に当たるように寝かせてみるのも方法の一つです。
ただし、夏場のあまりにも日差しが強い日は危険ですので、カーテンなどを透して調整してあげることも忘れないでください。

運営者情報
株式会社Y・E
〒700-0026
岡山市北区奉還町1丁目12-9
(岡山駅から徒歩約5分)
TEL FAX 
【086-250-5569】


メールでのお問い合わせはこちら


メールアドレス