新生児の特徴

赤ちゃんは目やにが多くできます。
新生児期の目やには、ほとんどが空気中のほこりや雑菌による「結膜炎」のものが多く、黄色から緑色などの膿のような目やにを出します。
特に寝起きには多く出やすく、目が空きにくくなる程たくさん出る赤ちゃんもいます。

その他には、逆さまつげが原因で目やにが出ることもあります。
赤ちゃんはほっぺたがふっくらしているので、下まぶたに生えているまつげが内側に入って逆さまつげになることがあるためです。

「先天性鼻涙管閉塞」と言い、涙が鼻に流れ管が詰まって目やにが出る場合もあります。
この場合様子を見れば自然に治ることが多いですが、もし治らない場合は病院で受診してください。
眼科でブジーという針金の細いもので通してあげると治ります。

赤ちゃんの目やに対策としては、まずは清潔なガーゼを濡らしたものや、清浄綿で拭いてあげましょう。
上まぶたと下まぶたを広げるようにして、目頭→目尻に向けて拭きます。
同じ場所で拭かないように気をつけてください。

それでも目やにが多くでるという場合は小児科や眼科の病院へ行きましょう。
抗菌剤などが入っている目薬を処方してもらえば、治るでしょう。

【赤ちゃんの目薬のさし方】

1.ママが手を洗い清潔にします。
2.下まぶたを引き、目頭に点眼します。
3.余分に流れ出たものをティッシュか清潔なガーゼで押さえます。
4.泣いている時は涙でお薬が流れてしまうので、泣き止んだら点眼します。

新生児は嘔吐しやすいので理由と対処法についてご紹介します。

首が座るまでの生後約3ヶ月くらいまでの赤ちゃんは、胃がとっくりの形をしています。
そのため、胃の入り口の筋肉が発達していないため、胃に入ったミルクやおっぱいが逆流しやすくなっています。

そのため、ちょっとした動きや刺激などでも嘔吐しやすくなっています。
おっぱいやミルクを飲み過ぎてしまったり、ゲップが上手にできない時などに、ゲップをするとゲップと一緒に飲んだ物を吐いてしまうことも多くみられます。

嘔吐には色々あり、口からたらたら流れるような「溢乳(いつにゅう)」と言われるものから、マーライオンのようにゲボっと吐くもの、または噴水状に吐くことも稀にあります。

もし噴水状に吐いた時は、幽門狭窄症などの腸の病気や髄膜炎などの可能性もありますので、すぐ病院で受診してください。

このような理由から赤ちゃんは嘔吐しやすいですが、体重が順調に増えているようなら特に心配する必要はありません。

嘔吐しないような工夫をしながら、おっぱいやミルクをあげる工夫をしてあげるとよいでしょう。

例えば、嘔吐防止用のクッションを使ったり、ベットのマットレスの下に本を数冊おいて傾斜をつけると、吐くことが少くなります。
授乳用クッションを利用して斜めにする方法もあります。

また、授乳後しばらく縦抱きをしたり、バウンサーやハイ・ローチェアなどを利用して様子を見るとよいでしょう。
この時は激しく揺らしてしまうと逆効果なので、あまり揺らさないようにしてください。

生まれてくる赤ちゃんの体重は3000g前後が一般的です。
中には4000g程の大きさで生まれる大きな赤ちゃんもいますし、予定日より早く生まれてくる赤ちゃんだと2500g未満の未熟児で生まれてくる赤ちゃんもいます。
お母さんが小柄だったり、胎盤が小さかったりすると、赤ちゃんも小柄になる傾向があるようです。

赤ちゃんはだんだんと成長して大きくなっていきますが、生後4?5日のうちは逆に体重が減ることがあります。
それは、うんちやおしっこ、汗などの排出物がでることが理由です。
これを「生理的体重減少」と言い、体重の約1割が減る現象です。
例えば3000gで生まれてきた赤ちゃんだと、約300g程度体重が減ります。

しかし、これは一時的なことで問題はありません。
その後、おっぱいやミルクを飲むようになりますから、その後はどんどん体重は増加していくことになります。

一般的な赤ちゃんの体重の推移は、1カ月で約1kgくらいずつ増加していきます。
例えば3kg(3000g)で生まれた赤ちゃんは、1ヶ月後に4kg、2ヶ月後に5kg、3ヶ月後には生まれた時の約2倍にあたる6kgくらいまで成長します。

しかし、赤ちゃんの成長には個人差がありますから、必ずしもこのように順調に体重が増加していないからといって、心配する必要はありません。

ただし、成長の目安にはなりますから、おっぱいやミルクの量が足りているかどうかの参考にはなります。

成長具合を確認する意味では、1週間から2週間単位で体重を測定しておくとよいでしょう。

また、希望すれば、最寄りの自治体の保健センターから新生児訪問に来てくれます。
体重を計ってくれたり、育児の相談にも乗ってくれますので利用してみるのもよいでしょう。

生まれたばかりの新生児は時間の感覚が身についていないので、昼夜関係なく「寝る」「おっぱいを飲む」を繰り返します。
特に生後2週間くらいまでは、まだ体力もないため泣くことも少なく、昼夜問わずほとんど寝ている状態です。

そして生後約3週間頃から、だんだんと体力がつきはじめ泣くことが増えていきます。
しかし、昼夜の感覚がまだつかめていない赤ちゃんは、時間に関係なく起きて泣いてしまうので、夜でも起きて泣いてしまいます。これが夜泣きです。

昼夜逆転してしまうと、大変なのは親の方。
「いつ寝ればいいの?」というくらい慢性的な寝不足になりがちな時期です。

できるだけ夜泣きしないように、夜ぐっすり赤ちゃんに寝てもらうための工夫は必要でしょう。

例えば外気浴をしたり、昼間なるべく起こすようにしておくと夜も眠るようになります。

泣きが強い赤ちゃんもいますが、ママが添い寝をしたり、横抱きに寝かせると落ち着きます。

赤ちゃんの眠りのリズムやサイクルには個人差がありますが、だいたい2?2ヶ月頃になると、だんだんと昼夜の区別がついてくるようになります。
そうすると、昼間は起きている時間がだんだん長くなってきます。

夜泣きで睡眠不足となりがちな時期は約3カ月くらい。
それまでは、赤ちゃんが寝ている間はママも添いねして、できるだけ身体を休めるようにしましょう。
無理せずに、休める時は休むようにすることも必要です。

生まれたばかりの赤ちゃんは、まだ体に時間の感覚が身についていませんので、昼も夜も関係なく1日を過ごしています。
まだハイハイもできない新生児ですから、やることは寝ることかおっぱいを飲むことしかありません。
1日のリズムが定まらない新生児は、2?3時間おきくらいにうとうと寝るか、目を覚ましておっぱいやミルクを飲むことを繰り返します。

そして排便の回数が多いのも新生児の特徴です。
母乳の場合だと、飲んだ回数と同じくらいうんちの回数が出ます。

新生児の生活サイクルは昼夜関係なく、「授乳」→「ゲップ」→「オムツ交換」→「泣く」これを繰り返します。

 

新生児の健康度合いを判定するアプガースコアは10点満点で採点されます。
もちろん10点満点なら文句なしの健康体ですが、満点じゃなくても心配する必要はありません。
一般的には8点?9点の赤ちゃんが多いです。
アプガースコアの判定基準についてご紹介します。

【アプガースコアの「A」 皮膚色】

皮膚色(Appearance)
2点......全身ピンク
1点......体幹はピンク、四肢(手足先)にチアノーゼ(紫色がかっている)
0点......全身蒼白またはチアノーゼ

【アプガースコアの「P」 心拍数】

心拍数(Pulse)
2点......100以上
1点......100以下
0点......0

【アプガースコアの「G」 反応】

刺激への反応(Grimace)
2点......泣く
1点......顔をしかめる
0点......反応せず

【アプガースコアの「A」 筋緊張】

筋緊張(Activity)
2点......四肢を活発に動かす
1点......四肢をややまげる
0点......だらりとしている

【アプガースコアの「R」 呼吸】

呼吸(Respiration)
2点......活発(強く泣く)
1点......困難(弱弱しく泣く)
0点......なし


【アプガースコアの判定】

正常......7?10点
軽度仮死(第1度仮死)......4?6点
重度仮死(第2度仮死)......0?3点

もし仮死と判定されても、直ぐに蘇生をして5分後に点数が上がる赤ちゃんも多いです。
その場合、母子手帳の出産の記録の部分に記録する病院もありますが、最近では書かない病院も増えてきています。

アプガースコアという単語をご存じでしょうか?
アプガースコアとは、生まれてきた赤ちゃんの健康度合いを判断する指標として使われるものです。
生後1分後と5分後に判定し、主に新生児仮死の判断のために使われます。

アプガースコアは、皮膚色、心拍数、反応、筋緊張、呼吸の5項目で判定され、5項目それぞれの頭文字をとってAPGAR SCORE(アプガースコア)と呼ばれています。

アプガースコアは10点満点で採点され、もちろん10点満点なら文句なしの健康体。
しかし一般的には8点?9点の赤ちゃんが多く、満点じゃなくても心配する必要はありません。

新生児赤ちゃんの身体の特徴についてご紹介します。

【新生児の肌】

新生児の肌は生後2から3日ごろから黄色みを帯びてきて、それが2週間ぐらいまで続きます。これを新生児黄疸と言います。
赤ちゃんはお尻が青いと言われますが、これを「蒙古班」(もうこはん)と言い、背中?お尻、足などにかけて青い色素沈着が広範囲にあります。
普通は小学生くらいまでには消えます。
赤ちゃんの皮膚は非常に薄くデリケートなので、ちょっとした刺激でも直ぐに赤くなったり剥けやすくなります。
赤ちゃんに触れる場合は丁寧に接してあげることが重要です。

【新生児の姿勢】

お母さんのお腹から出てきたばかりの赤ちゃんは、まだ手足がまっすぐではありません。
腕も足も屈曲していて、腕はW型、足はM型をしています。
手は軽く握っっている事が多いのですが、リラックスしたりお風呂上りだと手を開きやすくなります。

【新生児の頭】

頭はまだ全体的に柔らかく、おでこの上に「大泉門」と言い、骨が合わさって ないひし形のすき間があります。
これは1歳?1歳半で閉じます。
向き癖もつきやすい時期なので色々な方向を向かせてあげるような工夫も必要です。

【新生児の目】

新生児の目はまだはっきり見えていません。近くのものはぼんやり見えてる程度です。
お世話をしてくれる人の目や口元をよく見ています。

【新生児の耳】

耳は聞こえています。お腹の中で聞いていたママの声は安心感があって大好きです。
耳は汚れが溜まりやすいので、綿棒などでこまめに掃除してあげましょう。

【新生児の鼻】

嗅覚も発達していて、お母さんやおっぱいの匂いが大好きです。
分泌物が多いので、鼻水や鼻くそも溜まりやすく鼻が詰まりがちです。
こまめにふき取って綺麗にしてあげましょう。

【新生児の口】

吸綴反射と言い、くちびるに触れたものは吸い付きやすい性質になっています。
親指の頭ぐらいにお臍が出ている赤ちゃんもいます。

【新生児のおヘソ】

生後1週間ぐらいでヘソの緒はとれます。
取れた後は出血や浸出液が出る事があります。
アルコールなどで消毒をします。
まれにヘソヘルニアといって出べそになる赤ちゃんもいます。

 

生まれたての赤ちゃんを、成長の具合を分類するため新生児などの表現を使って分類されます。

誕生から生後4週間未満(28日未満)の赤ちゃんを新生児期と言います。
そのため一般的には生後1カ月健診までの赤ちゃんのことを新生児と呼ばれています。

赤ちゃんは一般的に3000グラム(3kg)前後の体重で生まれてきて、身長も50cmぐらいです。
生まれてたての赤ちゃんは本当に小さくで頼りなく見えますが、生きていくための能力はしっかりと備え持って生まれてきています。

 

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